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留伊 よっぱらい 

ほぼ会話文です・・・。

+ + + + + + + + + +


「いさくーっ」
「留、お帰り・・・ってお酒くさっ!どれだけ飲んだの!」
「ははっ、まぁちょっとだけなー」
「どこがちょっとだけなのさ…」

留三郎が伊作を包むように抱きしめた。
ふわふわな髪に顔を埋める。

「ちょっと留、布団なら敷いてあげるから」
「んー、伊作、いい匂いするな。」
「いい匂いなもんか、薬臭いだろう」
「いや、伊作の匂いだ。朝露に濡れた草花みたいな…すっきりしていて甘い匂い。俺、この匂いが一番好きだ。」
「な、なに言ってるのさ!早く寝な、ひゃあ!?」

ぺろり。
「伊作?顔赤めてどうした。リンゴみたいな綺麗な色してるぞ」
「な、なめっ、なっ!」
「んー?くすくす
可愛いな、伊作・・・」

「と、留のお酒の匂いに酔ったんだよっ!早く」
「ん、もうちょっと、お前温かい、な・・・」
「ちょっと、留?
・・・寝ちゃった?仕方ないなー」


傍らに敷いてあるのは伊作の布団。留三郎のものにまで引っ張るには障害物が多すぎた。

「今日だけだからね」


二人でひとつの布団に入る。いつもはくるまっても冷たくてなかなか寝付けないのに、なんだか今日は早く寝られそうな気がした。




***

はっ!押し倒してないっ。なにもぶち壊れませんでした☆
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